プログラミング絵本「アベベのぼうけん」を知っていますか?
私は、こんな風に考えていた時に、「アベベのぼうけん」に出会いました。
みなさんにはプログラムというものは、そもそも、わくわくするものだと分かっていただきたいのです。
この「アベベのぼうけん」は物語自体がプログラムによってできている、新しい形式の本です。書かれた手順を丹念にたどり、楽しみながら読み解いていくことで、手順やルールを筋道を立てて考える力、つまり「プログラミング的思考」が自然と養われます。
「アベベのぼうけん おどろきの上巻」プログラミングとは より引用
上巻・下巻で構成されている「アベベのぼうけん」。

このひとつ目の少年が主人公・アベベです!
プログラミング絵本「アベベのぼうけん」とは…
- 主人公はドドジ王国の第一王子・アベベ
- ドドジ王国の新しい王になるために、王である亡父・ドドジ王の残した10のプログラムに挑戦する
- プログラムすごろく
- 作者の一人はEテレ「ピタゴラスイッチ」企画・監修の佐藤雅彦さん
- もともとは雑誌「小学1年生」に掲載されていた連載なので、対象は小学1年生前後

このプログラミング絵本「アベベのぼうけん」のおすすめポイントをご紹介します!
Contents
絵本「アベベのぼうけん おどろきの上巻」でプログラミング的思考を身につける!
プログラミング的思考絵本「アベベのぼうけん」の中身をご紹介します!
(掲載する写真は、自宅にある絵本のものですが、表紙・裏表紙およびAmazonの商品ページで見られるページのみを選んでいます)
「アベベのぼうけん」はどんな絵本?
絵本「アベベのぼうけん」の帯にはこんな文が!

「アベベのぼうけん」で身につくプログラミング的思考とは
- プログラムを解読する力
- 手順を組み立てる力
- 頭の中でシミュレーションする力
つまり、論理を楽しむ力がつく!
「プログラミング」というと、パソコンを使って、画面に向かって…というイメージですが、「アベベのぼうけん」は【プログラミング的思考】=プログラミングの基本的な考え方を学べる絵本なんですね。


冒険の旅に出る前に、練習のページもあるのでご安心を!
「アベベのぼうけん おどろきの上巻」
「アベベのぼうけん おどろきの上巻」 は、アベベ王子の父・ドドジ王の死から始まります。
立派な王になるために、ドドジ王の残した10のプログラムをやりとげる旅に出るアベベ。
【おたまじゃくしプログラム】や、

「順次処理」「条件分岐」を学べる【とおせんぼオニのプログラム】など、わくわくハラハラのプログラムの連続です!

「アベベのぼうけん おどろきの上巻」で学べるプログラミング的思考は…
- 物事を順序だてて考える力
- 手順を組み合わせて考える力
- 記憶された情報「データ」
- 状況に応じて変化する数のデータ「変数」
- 頭の中でシミュレーションする力
- 一つ一つの手順を順序通りにたどる「順序処理」
- 条件を満たすかによって道を枝分かれさせる仕組み「条件分岐」
- 重なり順を持ったデータ「スタック」
絵本「アベベのぼうけん かんどうの下巻」でプログラミング的思考を身につける!
続いては物語がクライマックスを迎える「アベベのぼうけん かんどうの下巻」を紹介します。
「アベベのぼうけん かんどうの下巻」
「アベベのぼうけん かんどうの下巻」では、上巻までの旅を終えたアベベが、さらなる試練に挑戦していきます。

じゃんけんこぞうとのじゃんけんに勝てばすすめる【じゃんけんこぞうのプログラム】などがあります!

また、下巻では白い一つ目の男の子・第二王子のぺペペや、写真右端の悪者キャラ・デロンゲたちも大活躍します!
「アベベのぼうけん かんどうの下巻」で学べるプログラミング的思考は…
- 短いプログラムを繰り返す「反復」
- 隠された手順を補いながら進むため、その後に起こることを想定し、その想定にふさわしい手順を考える力
- 同じ手順を省略するための言葉「以下同文」
- 文字や色、画像や映像を数字に置き換える「デジタル」
- 「繰り返し」
プログラミング的思考の絵本「アベベのぼうけん」の魅力
読み進めるだけで【プログラミング的思考】を身につけられる「アベベのぼうけん」。
「プログラミングって、どんな準備をしておけばいいのかな?」
「PCで練習しておくべきかな?」
と悩んでいるパパママは、ぜひ一度お子さんと読んでみてください!
プログラミングに対して感じていた高い壁が取り払われますよ。
