親子で絵本を楽しんでるご家庭は多いですよね。
3歳までに1万冊(1万回)の読み聞かせを推奨しているのは公文式。
絵本を親子で読むことで、コミュニケーションが取れ、子供の情緒が安定し、発語が早くなり、語彙も増える…と一般的によく言われます。
絵本といっても、物語の絵本、昔話、科学絵本、教訓のある絵本…といろいろありますが、
私も、我が子も、ついつい図書館で手に取ってしまうのが「笑える絵本」です。
生きていく上で、ユーモアはとても大事なもの。
知育やお勉強は置いといて、肩の力を抜きたいとき、親子で笑いを共有したいときにおすすめの「笑える絵本」をご紹介します。
Contents
笑える絵本(3才、4才からおすすめ)
あ、ひょい
表紙がすでに、「これは…ただものじゃないな…」という感を醸し出している「あ、ひょい」。
いたいけな少年の頭めがけて、とにかくいろんなものが飛んでくるーーーーー!!
ヘルメット、リモコン、ブロック…
あらゆるものを、寸前で「あ、ひょい」と涼しい顔でよける少年の物語です。
リズミカルな展開に、親子で大爆笑。
初めて読んだときは、10回連続で読まされました。
ぼちぼちいこか
関西弁のカバくんが、将来の夢を語るものの、それを実行しようとすると必ず失敗してしまうオチの連続。
消防士、船乗り、ピアニストなどなど、素敵な職業に次々とチャレンジしますが、大きくて重い体ゆえに、ユニークな失敗を繰り返します。
毎回、カバくんの楽しいツッコミつき。
読み聞かせは大盛り上がりです。
もうぬげない
我が家にとっては初めて買ったヨシタケシンスケ先生の絵本です。
ヨシタケ先生の絵本はどれもどこか哲学的で面白くて、とても人気がありますね。
「もうぬげない」は、服をむりやり脱いだがために、頭にひっかかって、脱げなくなってしまった男の子の物語。
服を脱げないまま大人になったらどうなるか?
男の子が思い描く将来像…その前向きさに脱帽です。
「やっぱり頑張って脱ごう!」と七転八倒する姿は抱腹絶倒です。
へろへろおじさん
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友達へ送る手紙をポストに出しに行こうと、家を出る一人のおじさん。
今日のおじさんはとことんついてない。
不運な出来事がおじさんに襲い掛かります。
階段から落ちる、犬に引っ張られる、マラソンに巻き込まれる…
笑える絵本(4才、5才からおすすめ)
えとえとがっせん
たぬき率いる山のけものが、いつもいばっている十二支に決闘を挑むお話です。
超強そうな武器を持った十二支に比べて、のんきでめちゃくちゃ弱そうな山のけものたちの姿が笑えます。
互角の戦いを繰り広げますが、圧倒的な力を持つ十二支の大将、たつが現れて、事態は急変…!
決戦!どうぶつ関ヶ原
これは絵探しと小ネタが楽しい本です。
実際に関ヶ原を戦った戦国武将たちを動物に置き換えた絵本なのですが、とにかく絵が細かいです!
動物たちが入り乱れて戦う上空に、筋斗雲にのった孫悟空。
カエルになった小早川秀秋軍の中には、囲碁やギターを楽しんでいる足軽。
何度読んでも新しい発見がある、楽しく笑える、少し変わった歴史絵本です。

笑える絵本を描いてる作家さん
この方の作品は外れなし!な笑える絵本作家さんは
ヨシタケシンスケ先生
哲学的で、だけどくすっと笑えるユーモアのかたまりのような絵本作家さんですね。
絵本雑誌「MOE」では、ヨシタケ先生のイラストで、先生の生みの苦しみが見られますよ!
コマヤスカン先生
ストーリーもよいけれど、何といっても、細かな技が光るコマヤスカン先生。
大きな一枚絵にひそむ、笑える隠れキャラを探すのがとっても楽しいです。
鈴木のりたけ先生
ヨシタケシンスケ先生は、鈴木のりたけ先生の作品を読んで、「やりたいこと全部やられちゃってる…!」と思ったそうです。
子供たちが喜び、大人も驚くアイデアの宝庫、鈴木のりたけ先生。
知育絵本もいいけど、笑える絵本もいいよね!
絵本の読み聞かせと言えば、親子のコミュニケーションタイム。
ただただひたすら楽しく笑える絵本、お気に入りの一冊に加えてみてくださいね!